【初心者向け】エレキギターの弦の選び方!

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初心者向け、エレキギターの弦の選び方

弦の種類がいっぱいあって、どれを選べばいいか分からん・・・

弦の選び方もとても重要な要素のひとつ。ということは何となくわかるのですが、実際エレキギターの弦をどう選ぶべきか迷っていませんか?

この記事では、弦の素材や太さ、プレイスタイルに合わせたおすすめの弦をご紹介します。

この記事で分かること

◆エレキギターの弦の選び方が分かる

定番のメーカーなら、ダダリオ、アーニーボール、エリクサーです。

弦の太さで迷ったら、初心者の方なら最初は扱いやすい細めのゲージ「09-42」がおすすめです。

一般的な弦の素材はニッケルですが、長く使い方はコーティング弦を選びましょう。

自分に合った弦を見つけましょう!

目次

エレキギターの弦の選び方と種類

リペアマン

エレキギターの弦の選び方と種類について解説していきますね。

弦の太さ(ゲージ)の選び方

エレキギターの弦の太さ(ゲージ)は、サウンドや弾きやすさに大きな影響を与えます。

一般的なゲージには「09-42(ぜろきゅーよんにー)」や「10-46(いちぜろよんろく)」があり、数字が小さいほど弦が細くなります​。

ギターのタイプ(スケール/弦長)によって、このゲージが一般的というものがあります。

ロングスケール、いわゆるフェンダー系であるストラトタイプやテレキャスタイプは「09-42」、
ミディアムスケール、いわゆるギブソン系であるレスポールタイプやSGタイプは「10-46」が良いとされています。

リペアマン

「絶対にこれ!」ということではなく、
レスポールに09-42、ストラトに10-46を張っても、もちろんOKです!

ちなみに、「09-42」のような細い弦は、押さえる力が少なく済むので、リードプレイやチョーキングがしやすい傾向にあります。

初心者やソロプレイをメインにする方には使いやすいでしょう。

一方、「10-46」のような太めの弦は、しっかりとしたサウンドが得られ、バッキングプレイや力強い演奏に向いています​。

リペアマン

最初のうちは「09-42」がおすすめです。

弦の素材と特徴

エレキギターの弦にはさまざまな素材が使われていますが、代表的なものは「ニッケル」「ステンレス」です。

加えて、それらの弦にポリマー素材などで極薄く膜を張った「コーティング弦」があります。

ニッケル弦

ステンレス弦と比較すると、やや柔らかみのあるサウンドが特徴で、多くのエレキギターの標準弦として用いられています。

サウンドがベーシックなので、さまざまなジャンルに対応できる万能な弦といえます。

素材で迷ったらニッケル弦を選ぶのが無難です​。

ステンレス弦

耐久性が高く錆びに強いため、手汗が多い方や頻繁に弦を交換したくない方に向いています。

リペアマン

とはいえ、あまり一般的ではありません

シャープで明るいサウンドが得られるので、ロックやメタルで切れ味のあるプレイがしたい方には特におすすめです。

音の輪郭がはっきりしているため、カッティングなどにもしっかりとしたニュアンスが出せます​。

コーティング弦

弦全体に薄いコーティングが施されており、非常に長持ちします。

特に「エリクサー」などのブランドが有名です。

耐久性が高い分、価格も少し高めですが、長寿命なので交換頻度が少なく済むのが嬉しいポイントです​。

リペアマン

昔は「エリクサー」一強でしたが、最近は「ダダリオ」や「アーニーボール」でもコーティング弦が出てきました。

巻弦の種類によるサウンドの違い

巻弦の種類で、サウンドや弾き心地に大きく影響します。

4~6弦は巻弦といって、ピアノ線を芯として針金で回りを巻いたものが使われます。

1~3弦はプレーン弦といって、芯線だけで使用されています。

エレキギターの弦の巻弦の種類には、主に「ラウンドワウンド」と「フラットワウンド」があります。

ラウンドワウンド

一般的にエレキ弦といえば、ラウンドワウンドとなります。

巻線が丸い形状で、ザラザラとした手触りが特徴です。

倍音が豊かで、サスティン(音の伸び)が良いので、多くのギターで標準的に使われています。

ロックからポップスまで幅広いジャンルに対応できるため、最初に選ぶ弦としてもおすすめです​。

フラットワウンド

巻線が平らな形状で、表面が滑らかなのが特徴です。

音が落ち着いており、ジャズやブルースに向いています。

また、指の滑りが良いので、スライドノイズが少なく、滑らかなプレイができる点も魅力です​。

プレイスタイル別のおすすめエレキギター弦

プレイスタイルによって、適した弦の選び方も変わります。

ロック・メタルにおすすめの弦

ロックやメタルをプレイする方には、やや太めの「10-46」ゲージの弦がおすすめです。

これらの弦はパワフルでシャープな音が出しやすく、ハードなリフやパワーコードにも対応できます。

コーティング弦を選ぶことで、長寿命かつ手汗にも強いため、ライブなどでも安定したサウンドが得られます​​。

リペアマン

もちろん「09-42」を張ってもOKですよ!

ジャズに適した弦

ジャズをプレイする方には、柔らかいサウンドが特徴のフラットワウンド弦が適しています。

音に丸みがあり、フレットノイズが少ないため、滑らかな演奏が可能です。

太めの「11-49」以上のゲージがジャズ向けとして人気があり、深みのあるトーンが表現できます​​。

ポップス・バラード向けの弦

ポップスやバラードを演奏する場合、バランスの取れたニッケル弦が使いやすいです。

サウンドに柔らかさがあり、さまざまな表現がしやすいのが特徴です。

また、軽やかなストロークやアルペジオにも対応できるので、初心者にも使いやすいですね​​。

定番ブランドの弦と特徴

最後に、定番のブランドとその特徴についてご紹介します。

とりあえず迷ったらこれらのメーカーが安定と考えて良さそう

定番その1「ダダリオ」

ダダリオの弦は、スタンダードなニッケル弦が多く、初心者からプロまで幅広く愛用されています。

安定したサウンドと価格のバランスが良いため、最初の1セットとして試してみるのに最適です​。

どこの楽器屋さんにも必ず置いてあるため、弦が切れたりといったトラブルの際にも確実に対応できる安心感があります。

また、様々なゲージが用意されているためいろいろなジャンルに対応できます。

リペアマン

ダダリオは3セット入りや10セット入り商品があり、”まとめ買い”ができるのも特徴です。

定番その2「アーニーボール」

アーニーボールの弦は、リーズナブルでありながら品質も安定しており、コストパフォーマンスが抜群です。

手軽に試せる価格帯なので、弦を頻繁に交換する方やいろいろなタイプを試したい方におすすめです​。

こちらの弦もどこの楽器屋さんにも必ず置いてあるため、確実に対応できる安心感があります。

リペアマン

最近は価格が上昇傾向にあります・・・

長寿命で人気の「エリクサー」

エリクサーはコーティング弦で、その耐久性の高さから非常に人気があります。

少々高価ですが、錆びにくく、交換頻度が少ないため、手入れが面倒な方や長く弦を使いたい方に向いています​​。

近年は弦全体が値上がりしているため、錆を考えると結果的にエリクサーの方が安く上がるということもパターンも多いです。

なお、コーティングは厚みの違いで3種類あります。

まとめ

エレキギターの弦の選び方は、素材や太さ、プレイスタイルに合わせ選ぶことで、ロックやジャズ、ポップスなど、ジャンルに応じたサウンドが得られます。

ダダリオ、アーニーボール、エリクサー、といった定番ブランドの特徴を参考に、自分に合う弦を見つけてみましょう。

最適な弦を選ぶことで、演奏の楽しさもさらに広がるはずです。

詳しくは公式サイトや店舗で相談しながら、ぜひお気に入りの弦を見つけてくださいね!

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