
ギターを始めたいけど、どれを選べばいいのか分からない…
そんな初心者の疑問に答えるべく、この記事では現役リペアマンがアコギ、エレアコ、エレキで、初心者におすすめのモデルをタイプ別に厳選しました。
さらに、リペアマン視点での「中古を買って修理・調整して使う」という選択肢も入れ、より現実的でコスパの高いギター選びを提案しています。
◆初めてのギターのおすすめが分かる
この記事を読めば、あなたにぴったりの「最初の1本」が見つかるはず!


目次
ギターを始めたいけど、どれを選べばいいのか分からない…
そんな初心者の疑問に答えるべく、この記事では現役リペアマンがアコギ、エレアコ、エレキで、初心者におすすめのモデルをタイプ別に厳選しました。
さらに、リペアマン視点での「中古を買って修理・調整して使う」という選択肢も入れ、より現実的でコスパの高いギター選びを提案しています。
◆初めてのギターのおすすめが分かる
この記事を読めば、あなたにぴったりの「最初の1本」が見つかるはず!
最初の1本はどれを買えばいいの?
という初心者の声に応えて、ここではタイプ別におすすめのギターを厳選してご紹介します。
価格、弾きやすさ、信頼性などを総合的に判断し、これから始める方でも安心して選べるモデルだけをピックアップしました。
アコギ・エレアコ・エレキ、それぞれのベストチョイスを見ていきましょう。
僕視点で、最強の5本を選びました!
定番入門用ギターで、とにかく始めてみたい方向けです!
僕も20年ほど前にLegendのアコギを買いました笑
初心者アコギの代名詞。
3万円台で購入できるとは思えない音の良さと作りの丁寧さが魅力です。
ナチュラルでバランスのとれた音色で、弾き語りにも最適。
スタイリッシュなルックスとやや薄めのボディで扱いやすく、初心者向けセットも充実。
やさしいタッチでも音がしっかり出るので、女性にもおすすめです。
小ぶりなフォークサイズで手の小さい方でも持ちやすく、サウンドも繊細。
日本の気候に合うように品質管理がされている点も安心ポイントです。
長く続けるぞ!という方向けのガチチョイス!
2本目のギターを買ったあともサブギターとして使えるクオリティです。
調整や修理でお預かりしてきた中で圧倒的にパフォーマンスが高いと感じた1本です!
ライブやバンド活動も視野に入れているなら、ステージでそのまま使えるエレアコがおすすめ。
シトカスプルース単板×アーチドマホガニーバックで、軽量ながら豊かで伸びのある響き。
Fishmanピックアップ&ボーンナット搭載で、ライブでもナチュラルなサウンドを再現。
アウトレット価格(32,800円)はコスパ最強です!
(2025/7/15現在)
薄胴タイプで構えやすく、軽量かつ持ち運びやすいモデル。
EQ搭載で音作りもしやすく、ライブ初心者にもやさしい設計です。
ソリッドスプルース単板と独自ブレーシング構造で、クリアで伸びのある音色を実現。
カッタウェイ仕様&3バンドEQ付きピックアップで、演奏性と音作りの幅も抜群。
はじめての1本には、扱いやすさと人気のバランスが取れた定番モデルがおすすめ。
初心者でも安心して使える信頼のギターを選びましょう!
言わずとしれた入門用ギターの定番!
とにかく始めたい方向け!
ストラトキャスターの王道モデル。
軽量でネックも握りやすく、サウンドのバリエーションも豊富。
セット販売も多く、アンプ付きで始めやすいです。
ハムバッカー搭載で、クリーンから歪みまで幅広く対応。演奏性も高く、初心者〜中級者まで長く使えるクオリティです。
国産でありながら手に取りやすい価格を実現したGreco WS-STD。
初めての一本にも最適な、信頼のコストパフォーマンスモデルです。
新品を買うだけがギター選びの正解ではありません。
リペアマンの視点から見ると、「中古ギターを購入して必要に応じて修理・メンテナンスを施し、自分仕様に仕上げる」という方法も、非常に魅力的な選択肢です。
また、新品のギターを買っても基本的に調整が必要なものです。
予算を抑えつつ、品質の良いギターに出会える可能性も十分にあります。
新品のギターと言っても正直不具合だらけというのが、リペアマンたちの常識です。
状態の良い中古品を修理して使うのが最もコスパがいいと断言できます。
楽器屋や個人売買で出回っている中古ギターには、時に新品よりも良質な個体が眠っています。
木材が乾いて鳴りが良くなっていたり、過去にプロが所有していた名器が手頃な価格で流通していることもあります。
新品では手が届かないような上位モデルを、手頃な価格で手に入れられる点が最大の魅力です。
ただし、状態の見極めは必要なので、購入前には必ず信頼できる友人や店、リペアマンに相談しましょう。
中古ギターにはフレットのすり減りやナットの消耗、ネックの反りなどがある場合もありますが、それはリペアによって改善が可能です。
リペアやセッティングを施すことで、単なる中古品が“自分だけの弾きやすい1本”に生まれ変わることも珍しくありません。
特に、弾き心地やチューニングの安定性など、自分に合わせた調整ができるのは大きなメリットです。
信頼できる技術者とつながっておくと、ギターライフがより豊かになります。
ギターの構造や調整方法を学ぶきっかけとして、中古ギターは良い教材になります。
少しずつメンテナンスの知識を身につけながら、自分で調整できるようになれば、将来的にも大きな武器となります。
また、楽器を大切に扱う意識も自然と身につくため、初心者にもおすすめのアプローチです。
リペア込みでも新品より安く収まることも多く、予算を抑えたい人には特におすすめの方法です。
中古ギターは魅力的な選択肢ですが、状態によっては新品以上の修理費が発生するケースもあります。
特に見えにくい部分(ネックの反り、トラスロッドの故障、トップ板の浮きなど)は購入後に発覚することが多く、数万円〜十数万円単位での修理費が必要になることもあります。
たとえばフレット交換やナット交換、ピックアップの故障修理などは、初心者が想像する以上に費用がかさむ作業です。
購入前には、信頼できる友人、店員、リペアマンに状態をチェックしてもらうことが重要です。
「安かったから」と即決せずに、将来的な修理コストを含めて総額で考えるようにしましょう。
中古ギターを選ぶ際には、見た目やブランドだけでなく、以下のような技術的なチェックポイントを押さえておくことが大切です。
・ネックの反り・ねじれ:まっすぐかどうかを正面からよく見て確認。反っていると弾きづらく、修理費も高額になります。
・フレットの減り:よく使われるポジション(特に1〜5フレット付近)の摩耗具合をチェック。極端に減っている場合は交換を検討する必要があります。
・トラスロッドの効き:ネックの調整機能が生きているかは、メンテナンス性に関わる重要な要素です。購入前にショップに確認しておきましょう。
・ナットやサドルの状態:割れていないか、弦の溝が深く削れていないかを確認。不良があると音詰まりやチューニング不良の原因になります。
・ボディのヒビ・浮き:トップ板やブリッジ付近にヒビや浮きがないかをよくチェック。木部の損傷は見落とされがちですが、高額修理につながります。
これらの項目は、購入前に必ずチェックしておきたい最低限のポイントです。
初心者は見てもわからない事が多いので、できれば専門知識のある人と一緒に見に行くか、信頼できるリペアショップに同行を依頼しましょう。
例えば、予算5万でギターを買うなら・・・
新品5万のものより、中古で3万のものを買って、修理に2万かけたほうが弾きやすくいい音のものが手に入るかと思います。
今回は、ギター初心者に向けて「最初に選ぶべき1本はどれか?」というテーマで、ギターの種類や選び方を詳しく解説しました。
初心者でも安心して使えるモデルをタイプ別に紹介したので、購入時の参考にしていただければと思います。
さらに、中古ギターをリペア・調整して使うというリペアマン視点のアプローチも紹介しました。
限られた予算でも、メンテナンスを前提に選べば、長く付き合える1本に出会える可能性があります。
ぜひ今回の記事をヒントに、自分にとって最高の“はじめてのギター”を見つけてくださいね!
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